9月30日(火)、半年間の研修の成果を振り返る修了式が開催されました。参加者はそれぞれの目標と行動計画を発表し、今後の成長に向けた決意を新たにしました。

ここでは、各社代表者によるアクションプランをご紹介します。
アステック㈱ 栫さん
「人生を仕事とプライベートの両面で豊かにする」を軸に、応用情報試験合格、新人指導、クラウドAI領域への挑戦を3年計画で設定。通勤時間を学習に充て、休日は試験とリフレッシュを両立。情報処理安全確保支援士取得を目指す。
エムエムアイ㈱ 小坂さん
「200の目標」を掲げ、C#習得から基本情報取得、他者への指導までを段階的に目指す。朝はC#問題、夜は業務復習とツール学習。学習習慣の定着と到達指標の明確化が課題。
㈱ケー・エス・ディー 吉川さん
「毎日10分学習」をミッションに、ITIL取得済みからネットワーク・Linux・SGへとステップアップ。シフト勤務の中でも継続学習を実践し、体調管理も意識。
㈱サンエンジニアリング グエンさん
将来のプロジェクトリーダーを目指し、語彙・聴解・記述力を強化。土日は日本語テストを実施し、特に記述力向上に注力。
システムプロデュース㈱ 佐々木さん
「周囲と自分を幸せにする」を信条に、信頼獲得から生産性向上までを3年で達成。SE試験合格を直近の目標に、通勤・週末を活用した学習を継続。
日本ソフトウェア㈱ 近藤さん
「学びを止めない」をモットーに、基本情報・G検定・応用情報を段階的に取得。吃音という課題を抱えながらも、得意分野を伸ばす姿勢が光る。
日本マイクロシステムズ㈱ 坪田さん
「同僚に良い影響を与える人材」を目指し、説明力・状況把握・後輩指導へと成長。日記による文章力強化とアウトプット習慣を構築中。
㈱阪栄マネージメント 刈北さん
「信頼される戦力」になることを目標に、Java資格・応用情報取得を計画。通勤はインプット、休日はアウトプットに充て、健康維持も意識。
㈱マクロエンジニアリング 辻さん(会場参加)
「吸収できる機会をつかむ」をテーマに、MC Frame・Java資格・応用情報を段階的に習得。見た目・振る舞いも強みとして活用。
㈱マクロエンジニアリング 濱本さん(オンライン参加)
「DTCサイクルで挑戦を続け技術向上」を掲げ、基礎から応用・マネジメント思考へと進化。「後工程はお客様」思想を意識した学習設計。
㈱メディノス 中野さん
「構成的学びと挑戦で理想のAIエンジニアに」をビジョンに、AI記事読書・プログラミング・OSS投稿までを3年計画で実施。ブラックボックスを解き明かす力を武器に。
㈱アクシアソフトデザイン 森さん
「分からないことを残さない」を信条に、テスト理解から設計提案までを網羅。日次運用で疑問を解消し、全工程への関与を目指す。
㈱四国電子計算センター 多田さん
「わからない部分は当日中に質問」を徹底し、業務知識習得から社外対応までを段階的に吸収。Linux学習とQAタイム確保を継続。
システム開発㈱ 宇賀さん
「昨日の自分よりも成長」をミッションに、資格取得・ツール習得・後輩育成を目指す。日曜夜の週次計画でPDCAを回す姿勢が印象的。また、聴者に顔を向けてまっすぐ話す姿が頼もしい。
㈱ユイ・システム工房 宇都宮さん
「週30時間の自己投資」で「グローバル×IT」の働き方を目指す。TOEIC960、英会話、演習を継続し、英語力とITスキルの両立が強み。
それぞれの発表者に東條先生からのアドバイスなどをいただき、休憩をはさんで、会場へお越しの企業の方々より激励のお言葉をいただきました。
㈱サン・エンジニアリング 後藤様よりアクションプランの実行と達成に努めてほしい旨が語られた後、修了生たちにOJT中に他社の同期に連絡を取り合ったかと問われました。
実は、今日ご出席の日本マイクロシステムズ㈱橋爪様とは同期で、先日も勉強会や懇親会で同席した事例を紹介され、会社の垣根を超えた意見交換や情報交換を推奨、そして、仲間の輪を広げ、出会いの大切さをお話しされました。
次に、㈱阪栄マネージメント 蔵元様より修了生たちの成長した様子は、講師や企業支援のおかげと感謝を述べられました。また、仕事のつらさよりも人間関係の悪化が大きなストレスとなるので、1年目は上司からの助言を生かして「味方」を増やし、2年目以降は環境に応じ、楽しく仕事に就く工夫が必要とアドバイスをいただきました。
3人目は、システム開発㈱ 清水様より社会は日々変化しており、基準を超えるだけでは成果は出ないとの激励をいただきました。研修で学んだことは、将来の武器になり、失敗があっても前向きに継続することで必ず糧とあり、成功につながる!どんな状況でも前へ進む姿勢を大切にとのお言葉をいただきました。
最後は、㈱ケー・エス・ディー 小林様より半年間の研修へのねぎらいをいただき、どのアクションプランも具体的で前向きだったと評価をいただきました。また、何事も継続が最も大事であり、自分の能力を高め、それを周囲や社会のために使う意識を持つことで仕事がより楽しくなるとのお言葉をいただきました。
その後、筆頭副理事長であるエムエムアイ㈱ 西岡様より修了証授与式が行われました。
ご自身の新人時代のお話しから、「お客様は君たちをプロとしてみている」という力強い祝辞を送られました。
引き続き、修了生代表 日本ソフトウエア㈱ 岡本さんから答辞が読み上げられ、オンライン参加者を含む全員で記念撮影をしました。
休憩と移動をはさみ、場所を7Fレストランへ移しての懇親会。緊張が解けたのか、並べられたお料理はあっという間になくなり、若い力が弾けていました。
同じ時間を学んだ仲間同士、また、数年後の研修等で会ったときには、お互いアクションプランを継続して鍛錬した姿で再会できるといいですね。


