新春講演会「AI新世」録画掲載

  • 2023.02.07

2023年1月19日の新春講演会にて、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)客員研究員の篠本滋先生から「AI新世」の講演をいただきました。

篠本滋先生は、東北大学理学研究科・博士課程を修了され、京都大学基礎物理学研究所、京都大学理学研究科物理学専攻助手、助教授、准教授を経て2021年に定年退職されました。
1996年に「脳のデザイン」、2002年に「情報処理概論 予測とシミュレーション」、2020年に「偶然と推測 データサイエンスの地図」、2022年に「AI新世 人工知能と人類の行方」を出版されています。
また、2008年にNeuron Modeling Award、1993年と、2010年には日本神経回路学会論文賞を受賞されています。
現在は、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)・客員研究員、京都大学情報学研究科・研究員、立命館大学総合科学技術研究機構・客員教授を務められています。
この講演では、「AI新世」というタイトルで、AIは今どこまで利用されているか、AIはこれからどのようなことができるか、AIは社会をどう変えるのかを語っていただき、情報産業の未来を考える機会をさせていただきました。
なお、AI新世とは、地質学に由来する言葉です。
地質学では中新世、鮮新世、更新世、完新世と年代を分けてきましたが、人類の影響が地球全体を覆うようになり、2000年に「人新世」と言われました。
篠本先生は、AIが人間社会を左右するほどの影響を及ぼす時が来るのでないかという問いを込めて「AI新世」という本を発行されています。

約1時間の講演です。
ぜひご視聴のほどよろしくお願いします。

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