第130回KEISビジネスリンク(BL)部会定例会

  • 開催日:2025.10.16
           ※ビジネスに繋がる話スペシャル※  
 第130回     KEISビジネスリンク(BL)部会     開催 
 日時   20251016()     15:00   
 参加方法   会場   大阪科学技術センター(OSTEC  4F 404号室    (大阪市西区靭本町1-8-4 
  当日幹事
    ㈱サン・エンジニアリング     営業部 部長      高久 一則
   日本ソフトウエア㈱     専務取締役 COO 桶川 秀雄 
   副部会長   エムエムアイ㈱  代表取締役      西岡 朗 

定刻にて 開会。

  1.開催挨拶
 開催挨拶は    BL部会長 岡田栄一 日本ソフトウエア㈱   代表取締役より行われました。

 2 組合員発表の前に

  • インドの巨大コングロマリット ・ タタグループとの 協業の道
     ㈱ユイ・システム工房 代表取締役会長 中谷恭治様

 中谷様より四国IT協同組合のご紹介と今取り組まれておられる、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社様との協業に関するお話を、海外からオンラインでお話しいただきました。
四国4県(香川県、徳島県、愛媛県、高知県)全部の人口を合わせても横浜市に人口に満たない。その四県にそれぞれ知事が居て、県議会があって、それぞれ行政府がある。

横浜市よりもスピーディーな対応が出きるわけが無い、と道州制までを睨んでの四国IT協同組合を起こした経緯の説明とともに、このままでは四国に人材が残らない、という危機感から、かなりハイレベルな技術を求められる分野。

自動車メーカーのタタ・モーターズ、製鉄会社のタタ・スチール、電力会社のタタ・パワーITサービス企業のタタ・コンサルタンシー・サービシズなど各分野で世界で10位以内に入る超巨大コングロマリットのタタグループの仕事を請けるためタタと協業で松山市内にラボを設け、四国内にハイレベル技術者を留めておこうという戦略。              

 2 組合員発表          

(1)「あそんでまなぶ!for スクール」 幼児・児童向け、知育・教育アプりケーション
   「あそんでまなぶ!for にほんごにゅうもん」外国人の為の日本語入門アプリケーション        

               ㈱ユニティ    代表取締役     山下優之様 

 

山下社長は数年前にゴルフアプリを紹介してもらって依頼、久しぶりのご登壇。

今回は山下社長自ら全国を飛び回って営業している幼児・児童向け、知育・教育アプりケーション「あそんでまなぶ!for スクール」の紹介。

また、近年、日本で働く外国人は増えて参りました。我々の業界でも例外では無く、開発の現場に外国人が居るのも珍しい事では無くなりました。
そこで壁になってくるノのがやはり日本語の壁。

そんな働く外国人のための日本語入門アプリケーション 「あそんでまなぶ!for にほんごにゅうもん」

販売代理店を募集されるとのこと。われこそはと思われる企業は名乗りを上げて下さい。

            

(2)わが社はパープレイで充分。結果的にバーディーラッシュで顧客も満足
   女性活躍リーディングカンパニーのENS企業        

    ピーシーエレクトロニクス㈱    代表取締役 森 大地様

  
商品開発から迅速な部品調達、プリント基板の製作、回路設計、実装、生産、品質管理に至るまで電子部品のあらゆるプロセスをカバー。

どの段階からでもフレキシブルに対応。全行程を受け持つEMS企業として、TOPに君臨出来ているのは、EMSの先駆者であることもありますが、あらゆるプロセスから柔軟に対応するトータルコーディネーターに徹している事。
「やれば直ぐ出来るが時間がない」
「人員/スペースの確保がつかない」
そんな人材不足・時間不足でお困りのお客様に対して多種多様な組立配線に対応。

痒い所に手が届く企業として、商品開発・機構・筐体設計・パターン設計・ガーバー編集・部品手配・基板製造・ハーネス加工・板金・樹脂・成型品製作・メタルマスク・部品実装・品質管理・組立機器調整・商品出荷・LED照明・LED光源の開発に至る様々な分野において、パープレイを目指した結果、ベスグロを継続出来ています。

また、女性活躍の推進企業として「人が育ち、人が会社を創る」自社理念についてご紹介くださいました。女性活躍リーディングカンパニーと大阪市から認証を受けられており、ワークライフバランスを尊重し、企業の持続的成長を支える多様性を推進されています。

  

 

 (3)  Gemini  その他 生成AIとのビジネス共存

㈱エクストランス  執行役員  山口成彦様

      

近年生成AIの活躍には目を見張るものがあるが、中でも目立っているのがその先頭を走ったCHATGPTだろう。

今回山口様からは、そのCHATGPTではなくGoogle社のサービスGemini

NotebookLMについて、実際の動きをお見せ頂きながら、そのメリット、デメリットも語って頂き、ビジネスといかに共存して行くかを語って頂きました。

 

(4)QRコードの利用によるサプライチェーンマネジメント業務支援
    ー-- 貨物の所在をリアルタイムで把握 ー--

      東風情報技研㈱    代表取締役    許 衛忠様        

 

社長より、通関手続きの業務フローを元にここでQRコードを読み取れば、このように通関手続きが楽になります、という例をQR読取りが無かった場合と比べてこんな利便性が生まれます、という説明を頂きました。

 

 3 ゲストスピーチ          

(1)中小企業の困った!大変!に寄り添う新サービス【情シスおまかせコンシェルジュ】のご紹介

   NTT西日本ビジネスフロント㈱     ソリューション課   中川佐弥様

会社に情シスがあればやってくれる作業
セキュリティリスク分析
IT資産状況分析
業務課題分析
リモートサポート
 それらを一手に引き受けてくれるソリューションの紹介でした。

 

(2)「電子契約」と「書類管理」を統合した新サービス『trinosu』の紹介

㈱SOARIG  Sales Group West Team 石井達也様 


   ㈱サン・エンジニアリング 高久様 紹介
電子契約と書類管理を統合した新サービスとして『trinse』をご紹介いただきました。

            

 4 その他          

    公正取引員会からの周知事項

わざわざ公正取引員会さんをゲストとして招待するほどの内容でもないので、公正取引員会委員のエムエムアイ株式会社 西岡がヒアリングしてきた内容を発表。

(1)2026年1月に法改正 
    これまで下請法と呼ばれていた法律が「取適法」(取引適正化法)と名を変える。

(2)これまで下請法の対象となる発注企業と受注企業の関係、資本金の幅に若干の変更有り。またこれまで資本金だけだった対象判断に従業員数も含まれることとなった。

  (3)エネルギー価格の高騰、人件費の高騰分を発注価格へ上乗せするたの

協議を申し入れをした場合、発注企業は応じなければならない、とあくまで協議を行う指導だったものが、今回は一歩踏みこんで、


とされている。

             (4)振込手数料の扱いについて、
これまで振込手数料は差し引いて振込旨、一行発注書に記述があれば、振込手数料を減額して振り込まれる事多々あったかと思いますが、今後は発注書に一行あろうとなかろうと、無効。

振込手数料の減額は不当な値引きにあたるので、受注企業はその分を請求できるようになりました。

  • その他連絡事項

     組織委員会より秋季交流会の10/29開催への参加呼びかけ

            

 5 懇親会          

   場所  大阪科学技術センター(OSTEC地下B101号室

     ここで本来であれば ㈱ワイズ・ラブ 内橋由利香 新社長による就任挨拶 & 日本酒飲みくらべIoTサービス「SakePon」前々回のご紹介前々回発表のリベンジ       

      SakePon」実演がある予定でしたが、諸事情により、取りやめに。

四国IT協同組合 中谷様のお話に続いて、㈱ユニティの山下様、ピーシーエレクトロニクス㈱の森様から、実は、四国に縁があるとの「打明け話」があったり、NTT西日本ビジネスフロント㈱の中川様からお子様用に㈱ユニティ様のアプリケーションのご利用があるとのお話があったり、今回は何かしら繋がりがある、まさにリンクな発表会となりました。

今回は新人社員のご参加もあり、なんだか、少し若返った空間で発表後の懇親会は盛り上がり、交流を深めました。

 

文責 西岡

 

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